クラシックとモノトーン
ここ最近個人的に気に入っている着こなしの一つ
黒を効かす
画像ではハウンドトゥースのモノトーンスーツを着てますね
こちらの記事でも書きましたが、日本だと定番のブラックはクラシックでは敬遠されがちなカラー
しかし、今季ないし来シーズンのキーワードはモノトーン
ってなわけで個人的にもコーディネートのどこかに黒を持ってくるというのが流行ってます
イメージこんな感じでしょうか
全身真っ黒というよりはモノトーンという感じです
上記スーツに、アルマーニのヴィンテージブラックコートがメインのコーディネート
ただですね
モノトーンコーディネートでクラシックな雰囲気を維持するって結構難しいんですよね
若々しくなるのも、モードな雰囲気になるのも、ノームコアっぽくなるのもなんとなく違う
大人っぽくて、クラシックな雰囲気、できれば英国調という雰囲気も出しつつのコーディネートにしたいわけです
例えばこのコーディネート
これは若々しいですよね
具体的にはモノトーンで構成する場合、靴はハズさない方がいいかなという印象
画像のようなぽってりとした靴や、スニーカーは避けた方が無難です
さらにいえば、インナーのTシャツがVネックというのも若くなりがちなポイント
また、ジャケットなしでコートを着る(スポルベリーノスタイル)という感じがより若く見えますし、何よりコートの丈感が短すぎで、もっと長い方が大人っぽく、優雅に、余裕のある感じに見えます(着丈の長さは今シーズンのトレンドでもある、下記記事も参考にどうぞ)
アーモリーのアレン(アラン)・シーさんですが、このコーディネート
ニット帽で外してはいますが
グレーのダブルのスーツ、表革のシューズ、ダブルのチェスターコートで大人っぽくコーディネートされてますよね
特にポケットから垂らしたスカーフが差し色になってて、とてもオシャレ
ニット帽とスカーフなしなら普通に日本でもたくさんいますよね
タイドアップしなくても、例えばインナーをタートルにしてもいいですね
春夏のトレンドでもあるストライプのスーツに、インナーはタートル
タリアトーレのピーノさんですが、この人の場合ご本人に色気がすごいので大体艶っぽくなります(タリアトーレのイメージそのままですかね)
ちなみにトレンドからするとパンツのサイズ感が細めですが、これはこれでこの方のスタイルなのでかっこいいですね
ところで外人って上半身の割に足が細くてすらっとしてますよね
特に膝下が細いのでパンツが綺麗に見えます
カジュアルのイメージとしてはこんな感じですかね
ダブルのライダースにプリーツパンツ、インナーはチルデンニット
ライダースはサイズ感が大事ですよね
革もあまりに安っぽいものだと服好きにはすぐにわかります
チルデンニットや、フェアアイル柄のニットなんかは、セレクトショップで今シーズン提案されてましたが、私はどちらも中古で格安で手に入れました(そのうちご紹介します)
パンツはジャージー素材の履きごごちのいいものでも様になると思いますが、アイテムがカジュアルになればなるほど大人っぽさを維持するのが難しくなります
塩梅が大切ですね
全身真っ黒ですね
ただアイテムそれぞれがクラシックなドレスアイテムばかりなので、上品にまとまってます
メガネはおそらくトムフォードですが、こういう小物にも気を配るのがメンズファッションの醍醐味かと思います
ブラックというカラーはクラシックにとって相入れない色ではないです
が、普遍的、かつ定番、不幸があった時の使われる色、ということもあり、クラシックなファッションに取り入れるとなると意外と難しいです
とりあえず黒着よう、みたいな精神でいると、ただのダサい休日のお父さんみたいな感じになります
全体を見て、細かいところまで目を配ること
サイズ感、小物(お金かけりゃいいってものでもありません)
何より雰囲気を持てるようになること(これが1番難しいですが)
難しいけど、楽しいです
雰囲気やばいっす・・・・
それでは、また。