Simple is best
干場氏がよく仰っている"普通でいいのよ、普通で"
ノームコア、なんて言葉も最近よく聞きますが、これ本当に大事な考え方だと思います
究極的にはこれが1番オシャレだと思います
特にオシャレに目覚めたて、ないし身内に勧める場合などに効果的
特に着飾ることのない究極の普通、引き算のファッション、ができてるかできてないかが重要なところ
これらのスタイル見ていただければわかると思うのですが、ものすごくシンプル
それでもオシャレに見えるそのポイントはサイズ感
例えば夏の定番のリネンシャツ
こんな感じでイタリアのおっちゃんの定番でもあります
ユニクロでも毎年お世話になってます
で、このリネンシャツ
リネン(麻)の素材の性質上、伸縮性がありません
また、リネンシャツはそもそもカジュアルシャツであり、リゾートで着用されるアイテムであること
などなどを考慮すると、サイズ感はピチピチよりも、多少ゆとりがあるサイズ感の方がそのアイテムの雰囲気に合うのです
また、リネンはそのシワを楽しむべきアイテムでもあるので、アイロンをかけてしまうよりも多少しわくちゃで着た方がいいのです(日本人はシワを嫌う傾向にありますが・・・)
夏の白パンにリネンシャツは個人的に最強だと思います
リネンシャツの襟型はカッタウェイが好きです(イタリアンカラーも好きやなぁ)
また、スーツのサイズ感
体にあったサイズのものを着用しているか(タイトすぎず、ルーズ過ぎず)
パンツのサイズ感はここ最近の流行を追っているか(細身かゆとりアリか、プリーツの有無、ダブル幅等)
素材は同じでも細かいサイズ感があってるか否かでだいぶ雰囲気が変わります
同じように見えるスーツでも、オシャレな人は年々微妙にサイズ感を変えてます
例えば私でいうと、現在は裾幅18.5cmのダブル幅5cmが多いです(数年前のスキニー全盛の時代なら裾幅17.5、ダブル幅4.5)
ジャケットはラペルの幅がなるべく太いものを選んでます(その方がクラシカルで、ナロー(細い)ラペルはモードすぎるのでよした方がいいです)
さらに、コートのサイズ感
ここ最近では、数年前と比べるとハーフサイズ〜ワンサイズ分くらいサイズアップしてます
これくらいピチピチサイズで膝上丈なものが(いわゆるスポルベリーノスタイル)
これくらいルーズなサイズ感、ロング丈になります(だいぶ肩が落ちてますね)
下の画像はかなり上級者用のコーディネートなので、参考にするのはなかなか難しいですが、コートのサイズ感はここまで変わっているということです
今ショップで発売しているコートは、おそらく昔よりも多少サイズ感にゆとりがあるものが多いです
そういった流行や時代感みたいなものをコーディネートに取り入れられるかどうかというのは、シンプルなオシャレにおいては非常に大事な要素になります
つまり・・・
普通に見えるコーディネートでも
・サイズ感が絶妙
・流行、時代感を取り入れる
これが大事だということです
普通ではありますが、細かいところまで計算されているという意味ではいわゆる"普通"ではありません
これはもうご本人のオーラがハンパないです
ですが、その人自身の雰囲気、オーラも大切な要素です
まずは、髪型や眉毛、爪など清潔感を保つことから始めましょう
しかし、ジョージクルーニーかっこよすぎ・・・・・
それでは、また。