スタイル解説~Nishiguchi~
PITTI93 での西口修平氏
このコーディネートについて真面目に解説してみいたいと思います
アイテム詳細
Coat:CINQUANTA
Suits:Stile Latino
Shirts:Gitman Vintage
Tie:Franco Bassi
Shoes:Crockett&Jones
Bag:Felisi
Eye wear:MATSUDA、MOSCOT
ポイント
・全体的にダークブラウンでまとめる
・超ハイブリットでミックススタイリング
・タイドアップにB-3というあまりしないような組み合わせ
・シャツのボタンダウン外し。アメリカンな雰囲気のカラーをレギュラーカラーっぽく
見せる効果があるイタリアン的な小技
・タイをダブルブレストの真ん中に垂らす(中に入れない)小技
・B-3の肩掛け。着丈が短いので着用するとかなりカジュアルに見えるところをあえて
肩にかけてドレスっぽく見せる。襟を立てているのもそのため
・ボタンダウン、クラブストライプとアメトラ的な雰囲気に合わせてカジュアルなタッ
セルローファー。だけど表革でドレッシーに。
・ちなみにパンツの裾丈は同氏の普段のものよりも長め。冬用スーツということでホー
ズを履くこととの関係でしょう。このスーツではくるぶしが見えないくらいの着丈で
すが、普段はくるぶしが見えるくらいの着丈です。
・おそらくダブル幅は5cm前後でしょう。定番と呼べれるような3.5~4cmよりは太め
で、クラシックな雰囲気が増します(逆に細いとカジュアル感が増します。ジャケット
のラペルの関係と同じですね)
・テーマは「無理やり親父の服を着て正装したアメリカの少年」(ご本人談)
個人的な感想
率直に、こんな着こなし方あるのか!!!と思ったコーディネートです
B-3なんて、カジュアルなアメカジファッションにしか合わないって思ってたくらいなので、スーツに合わせてしまうその感性にしびれました
これ見たせいで中古でB-3が欲しくなり、買いました笑
カジュアルブルゾンなのにちゃんとドレッシーな感じが残るのがすごいですよね
もちろんスーツにタイドアップなので当たり前っちゃ当たり前なのですが、細かな小技を散りばめて、全体に気を配っているからこそコーディネートとしてまとまるのでしょう
ロングコートが個人的な気分ではありますが、コーディネートに幅を持たせる意味で、こういったショート丈のブルゾンも挑戦していこうと思ったコーディネートでした
それでは、また。