ジャケットのサイズ感 ~タリアトーレ~
日本で有名なインポートイタリアブランド、TAGLIATORE(タリアトーレ)
個人的にはラルディーニ についで有名なブランド(おそらく)
たいがいどこのセレクトショップにも置いてありますし、タリアトーレのオーナーであるピーノレラリオさんも、スナップ等で見たことがあるという人が多いと思います
そんなタリアトーレのジャケットを最近中古で購入したのですが、そのレポートは置いといて・・・・
今回はそのジャケットのサイズ感の話
例えば、セレクトショップに行くと、ジャケットだけでもいろんなブランドのものが置いてあります
ラルディーニ、タリアトーレ、ジジ、パジーニ、フガート、L.B.M、ショップオリジナル・・・
慣れてない方だとどれをどう選んでいいのか迷ってしまうと思います
で、今回タリアトーレを購入して改めて感じたサイズ感等について述べたいと思います
タリアトーレにもいろんなモデルがありますが、今回は特定のモデルの話ではなく全体的な総評みたいな感じです
特筆すべきは3つ
①身幅が狭い
基本的にはウエストがかなり絞られていることが多いです
オーナー兼デザイナー、ピーノさんご本人の着こなし方そのものって感じです
全体的に小さく作られているというよりもウエストの絞りがキツイという感じです
②絞りの位置(ボタンの位置)がハイウエスト
これはウエストの絞りを高い位置にすることでスタイルをよく見せる(足も長く見える)
効果があります
また、おそらくブランド側の着こなし方の提案としては、主にジャケットのボタンを閉めずにきて欲しいということも関係しているのではないかと思います
前を開けてきたときにウエスト位置が高い方が綺麗にエレガントに見えます
個人的にはシングル、ダブル問わず開けて着用するのが好みです
ボタンの占める位置、高いですよね
③着丈が短い
最近のジャケットの傾向的には基本着丈短め路線
タリアトーレは結構短い印象
もちろんいわゆるツンツルテンみたいに短いわけではなく、ジャケットをサラッと着こなすのにちょうどいい長さに設定されてます
着丈が短い方がラフに羽織れますし、逆三角形っぽいシルエットに見せることもできます
タリアトーレの売りはイタリアっぽいエロさ(最近が流れを汲んでだいぶ英国っぽさも入ってきましたが)だと思うのです
シャツのボタン全開でダブルのジャケットをボタン閉めずに着流す
そう考えると、着丈を短くして胸囲を強調するようなシルエットを構成するサイズバランスはタリアトーレらしいこだわりだと思います
しかし、最近の流れはクラシック回帰
着丈は短ければ短いほどカジュアルだし、長ければ長いほどクラシックです(もちろん限界はありますが・・・)
ジャケットのサイズ感自体はそこまで変わってないのであまりに大幅な変更はありません
が、時代時代によってちょこっとずつ変わってます
ブランドによっても変わってきます
たかだか数センチですが、見え方にかなり違いが出てきます
各々好みもあるかと思いますので、一概に着丈の長さだけでいろんな良し悪しを決めることはできませんが、とりあえず、タリアトーレの着丈はなんとなく短いということを意識しておくのがいいのではないかと思います
ちなみに、モノによっては3センチくらい違うものもありますよ
これらの特徴はタリアトーレを着たことがある方なら1度は感じたことがあるかと思います
タリアトーレのダメなところ、ではなく長所です
イタリアらしいエロさを出したいならばまず真っ先にタリアトーレの名前が挙がるでしょう
知っておくと今後の買い物の参考になるかもしれません
特に細身の方であれば、ウエストシェイプがいい感じに効いて、羽織るだけでかなりお洒落に見えます
こんなお洒落なオヤジは日本にはいません笑
それでは、また。